2018年もかなり不透明感の高い為替相場が続きましたが、2019年は今年にもまして相場は混迷を極めそうです。
とくに株式市場が年末から大きく崩れ始めている影響が為替に時期を遅らせて降りかかってくる可能性が極めて高く、年明けの為替の売買ではとにかく急激な相場変動に十分な注意が必要になりそうです。
そんな中で国内業者にはほとんど存在しない「NDD方式」の売買フォーマットを取り入れている「XMTrading」の取引は国内業者のDD方式よりもかなり安全で安心して取引できることから、2019年の相場ではぜひ利用してみたい口座となります。
XMも採用する取引の透明性が高いNDD方式
XMを始めとして、海外のFX業者は顧客からの売買オーダーは基本的にすべて外部のカバー先のインターバンクなどにそのまま転送発注し、自社のマージン分だけをそこに載せる形で売買をしていきます。
ですから、で顧客の取引と利益相反する部分がまったくなく、ある意味で安心して売買をすることができます。
表面上は国内業者が提示してくる最狭スプレッドと言ったものの方がお得な取引に感じるものです。
しかし、国内店頭FX業者の場合にはディーリングデスクなるものを社内において、顧客の売買オーダーと反対売買を行っています。
また、含み損があるポジションの場合はできるだけ決済を遅らせる、つまりスリップを故意に発生させることで利益を拡大したりと必ずしも顧客にとってベストとはならない取引環境や約定力を提供する場合があるのです。
この事からとくに予期せず大きな下落が発生するような相場では非常に信用ならない存在になってしまうのです。
そもそも顧客の損失がでることが業者の利益につながるというビジネスモデルは相当問題であり、日本の業者だけがこの手の取引方法を導入している点は納得のいかないものがあります。
XMのNDD方式はSTPとECNの2通り
業社内にディーリングデスクをおかない、いわゆる「NDD方式」を採用しているXMは同じNDD方式でも2つの異なるプロセスを持った方式を採用しています。
まずスタンダードとマイクロ口座はSTP・ストレートスループロセッシング方式と呼ばれるモデルを採用し、社内で引き受けた顧客間の同一通貨ペアにおける売買は相殺するもののそれ以外はアルゴリズムを利用してカバー先の業者に出して最適化を行っています。
国内業者と違って利益獲得機会はこのスプレッド部分とスワップポイントに付加するマージンしか海外業者はありませんから、どうしても国内業者よりはスプレッドは幅広くなります。
しかし、それ以外は業者が独自に余分な行為を一切行っていませんから、暴落時に故意にスプレッドが広くなってしまったり、約定が遅れてしまう、あるいはうまく約定しないといったようなトラブルが一切起こらないようにできているのです。
また「ECN方式」の場合にはマージンを最初から外出しをして、すべては電子商取引所に直接繋ぎますからより狭いスプレッドで取引が可能となります。
もちろんこの取引所に登録している20社以上の業者が価格を出してこないような特別な状況下では、スプレッドが広がるリスクはありますが、ドル円やユーロドルなど流動性が日常的に高い通貨ペアでは確実に最適なスプレッドで約定しますから非常に安心です。
なぜこのNDD方式のSTPやECNを国内の業者は積極的に導入しようとしないのか、今一つ理解に苦しむものがあります。
「DD方式」の方が場合によっては、一切カバー先に出さずに呑みで顧客の損失をそのまま利益として享受できることから、DD方式をやめる業者はまったく見受けられない状況で、それなりの旨味が存在しているものと思われます。
荒れた相場展開でも信頼性が高いのはNDD方式の業者
国内の業者で最狭と呼ばれるスプレッドで取引をしていますと、これが当たり前に見えて海外業者で取引するのがとても使いづらいと感じることが多くなります。
しかし冷静に考えてみますと顧客のうちの実に8割以上が取引するドル円で、0.3銭程度のスプレッドで業者が利益を出せるわけはなく、顧客の取引の中から様々なことをして利益を捻出しているのが実態なのです。
つまり我々は気がつかないところで業者から取引に際して金を抜かれているわけで、その材料としてスプレッドが妙に広がってしまったり、約定力が落ちたり、スリップしたりという様々な事象が故意に発生している可能性があることを忘れてはなりません。
もちろんあからさまにそうした動きをするというわけではありませんが、間違いなく顧客の取引に絡めて顧客が損失を被ることでその分を利益としていることだけは事実と言えます。
こうした取引方式については、国内のFX業界ではほとんど語られないものになっていますが、DD方式などという謎の不透明な取引の仕組みを採用しているのは「世界広し」といえども日本だけです。
NDD方式を選ぶためだけにXMを利用しても、決して損のない選択になると思われます。新年を契機として一度試してみるというのもかなりお勧めです。