IPアドレスで顧客名を名寄せするXMのちょっと変わった手法

XMで口座を開くとき、ひとりの人間が複数の口座を新規に開くのはさすがに問題がありそうなのは誰でも気がつく話です。

とくにXMではひとつ口座開設をすればMyページから「最大8つ」まで追加口座を開設できますが、実はこの会社は通常の名寄せによる管理ではなくIPアドレス別で顧客を管理しているのです。

IPアドレスとは

いまさらの話で恐縮ですが、IPアドレスとはひとことでいえばインターネットに接続されている機器を識別するため割り当てられているもので平たくいえば、住所のようなものということができるのです。

IPアドレスは数字の羅列です。現状普及しているIPv4というバージョンでは、32ビット(桁)の2進数ですが、そのままではわかりづらいため、8ビット毎に「.(ドット)」で区切り10進数表記で表します。

それぞれの値は0~255まで設定されています。まあこんな専門的なことを理解している必要はないのですが、このアドレスにはネットワーク部とホスト部から構成されることになります。

XMではまさにこのIPアドレスで口座の名寄せを行っているというわけです。

夫婦、家族が1台のPCでアクセスするとアウト

これがなにか不都合でもあるのかと思われる方も多いと思いますが、スマホのようなプライベート性の高い機器からアクセスして口座開設するなら問題はないわけです。

しかし、自宅で家族が共有している1台のPCで夫と妻がXMで口座開設をしたり、子供が同じように口座開設してしまいますと名前が違うから問題ないと思われがちですが、実は同一IPアドレスとしてアウトになってしまうのです。

これは実際にダメだしを食らった人でないとわからない話ですが、IPアドレスでの管理というのはこういうことが起きてしまうのです。

家族でXMの口座を別々に開設してトレードを楽しむ場合には、このIPアドレスが重ならない工夫というものを考える必要があります。

正直なところ国内業者でそういう話を聞いたことはあまりないのですが、海外業者ならではの独特の管理法ということが言えると思います。

海外業者の場合、どこの国の居住者かということが結構取引上問題になるため、こうした点に気を使っている可能性はありそうです。

たとえばXMのキプロスアカウントは現在のところEU圏内の居住者しか相手にした取引しかできませんから、接続場所としてのIPアドレスは重要な証拠になっていることがわかります。

XMTradingは逆にEU圏以外の居住者を対象としているわけですし、ひとりで同じ場所からアクセスしている場合はなんらかの不正利用を疑われるということもあるようです。

これも国内だけを相手にしている業者ではほとんど思いつかないことといえます。

逆にIPアドレスが別なら複数口座保有が可能

それでは逆にIPアドレスさえ違っていたら新規に口座を複数開設できるのではないかという疑問も湧いてきますが、実はこれは確かに可能となります。

たとえばIB口座などと呼ばれるブローカー経由のキャッシュバック口座の場合は、入金ボーナスというものがつかなくなるのですが、一つのIPアドレスでこのキャッシュバック口座を開設し取引した分キャッシュバックを受けるとともにまったく別のIPアドレスで新規に入金ボーナスが得られる口座を開設すれば、別途入金ボーナスももらえることになるというわけです。

同一人物なのにおかしくないかと思われる方も多いと思いますが、実は現実にこうしたやり方は可能になっているのです。

ただし、この二つは口座間はなんら資金の移動ができるわけではありませんから、一旦bitwallet経由でオンラインウォレットに資金を非難させてそこから移動するという裏技を使う必要がでてくることになるのです。

通貨ペアを口座ごとにわけて取引するといったやり方ですとこうした複数口座をもつのも一つの手になるようです。

調べてみますとキャッシュバック口座を持っているXMユーザーは、実はボーナス口座も保有しているケースが結構多いようです。

複数のスマホなどを保有していればPCよりも簡単にこうした環境を手に入れることができるのでやっている人も多いのかも知れませんが、意外な抜け道があることには驚かされます。

キャッシュバック口座のほうは比較的広いスプレッド分を利用するごとに一部キャッシュバックされることになりますが、大量に取引する人にとっては入金ボーナスよりも有利に機能することが考えられます。

入金のボーナスは通常上限5000ドルで、一時的に500ドルの100%ボーナスが付与されることもありますが、ボーナス資金には上限があります。

ただ、キャッシュバックのほうも大量に取引するといっても5分以上ポジションを保有していないとその対象にならないそうですから、取引の方法というのはそれなりに限れられることになりそうです。

通常取引される方がどこまでこうした方法に興味があるかはわかりませんが、そんな仕組もあるということは覚えておいていいのではないでしょうか。

 

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