XMの取引時間は何時から何時まで?祝祭日の違いと夏時間/冬時間の違いも確認!

基本的には24時間取引が可能であると言われている外国為替相場ですが、実際には毎週土日はチャートの動きが止まってトレードできませんよね。これはXMに限らずどのFX業者を利用する場合も同じです。

なお、この平日の取引時間の他に、海外FX業者を利用するにあたって注意するべきことがあります。それは「取引プラットフォームの時差」そして「日本と異なる祝祭日」

これらは取引可能時間帯だけでなく、サポート窓口の営業時間にも若干関係があります。また各国経済指標発表時間にも影響があります。

ひとつずつ整理しながら詳しく確認していってみましょう。

北條北條

これは、海外FXで取引する前に知っておかないとね。

XMの夏時間と冬時間の違い。そもそもサマータイムって何?

「サマータイム」は日本ではほとんど馴染みのない習慣ですが、欧米では季節による日照時間の違いに合わせて明るい時間帯に活動するためにと、時計の針を1時間進めたり戻したりして時間を調整する日が年2回あります。

アメリカやオーストラリアでは「デイライト・セービング・タイム」と呼ばれています。期間の開始/終了の日時は国によって異なります。

「サマータイム」、夏時間になるときには、それまでの時間から1時間進めます。「冬時間」に戻るときは1時間戻します。毎年のことなので、現地では至極当たり前になっています。

実は私は1年ほど留学のためにアメリカで一人暮らしをしたことがあるのですが、サマータイムの切り替わりの日には一体どうなるのかと、一人でドキドキして楽しみにしていました。

いよいよ、切り替わり当日。朝目覚めたとき、主な家電製品の時間表示は自動的に切り替わっていました。へー、すごい!その後学校に行きましたが、時間を間違えた人は一人もいません。

「今日から時間が変わる」ことを話題にする人さえいないことにも、カルチャー・ショックを受けました。そのぐらい「普通」すぎることのようです。

近年では日本の会社でも導入されており、日本版サマータイムである「夕活」が国家公務員などに導入されたりもしていますね。

 

XMはUKサマータイムを取り入れている。

XMでは、イギリス国内で使われているサマータイムの日時を採用しています。

XMで夏時間と冬時間が切り替わるのはいつか?変わったらどうなるのか?

XMの夏時間は「毎年、3月最終日曜日午前1時~10月最終日曜日午前1時まで」で、それ以外は冬時間です。

時間が切り替わるのは「年2回」であると先に書きましたが、具体的に時間の切り替わりの瞬間がどうなるのかと言うと、まず「サマータイムに入るとき」には、3月最終日日曜日の午前1時になった瞬間に、実際の時間は午前2時になります。

「サマータイムが終わって冬時間になるとき」は、10月最終日曜日午前2時になった瞬間に、実際の時間は午前1時になります。

これを日本時間で考えると、イギリスがサマータイムに入り午前2時になった時、日本時間は同日の午前10時です(時差8時間)。サマータイムが終わって、イギリスが午前1時になった時、日本時間は同日の午前10時です(時差9時間)。

いつも必ず「日曜日」に切り替わりますので、XMではチャートも止まっているときで、急にボラティリティが変わったりするようなことはありません。

しかし世界全体で考えると、土日も取引できる国もありますので、月曜日のオープン時には「窓開け」のような大きな価格変動の可能性はあるのかもしれないです。

夏時間/冬時間の切り替え日が近づいてきたら、できるだけポジションの整理を行うように心がけていると、不意の相場変動の影響に巻き込まれることも防げると思います。

それ以外では日本時間を基準に考えると、変わった瞬間は影響がないのですが、これ以降は欧米各国とも、1時間ずつ時間がずれています。この影響がFX取引の何に影響するのかというと、主には以下です。

 

夏時間と冬時間では、経済指標発表時間も1時間ずれる

1時間ずつずれることで影響があるのは、取引時間の開始/終了はもちろんですが、それだけではありません。各国の経済指標の発表スケジュールもすべて、ずれることになります。

経済指標発表と言えば、相場のボラティリティが急に上がる時間帯です。「夏と冬では、ボラティリティが変動する時間も1時間ずつずれる」認識をしていないと、トレード戦略や取引結果にも大きな差が出ますよね。どうぞご注意ください。

XMのMT4チャートと日本時間の差は何時間?

サマータイムに関連するイギリスと日本の時差は、上記の説明のとおりです。

これとは別に「XMのチャートで採用されている時間」があって、これがまた異なります。いろんな時間帯があってややこしいのですが、「取引可能時間」としてはこちらのタイムゾーンで考えてください。

MT4で、時間が関係するEAを使う場合も、夏時間/冬時間のことなのか、MT4の時間のことなのかをよく考えて設定してくださいね。

 

XMのMT4は「GMT+2」です。

XMのMT4チャートの時間表示は「GMT+2」です。ちなみに日本時間をこの方式で表すと「GMT+9」です。

 

GMTとはグリニッジ(Greenwich Mean Time)標準時間のこと

「グリニッジ」はイギリス国内にある町の名前で「グリニッジ標準時 GMT」はイギリス国内の時間のことでもあります。

世界の時間はイギリス時間が基準になっているということですね。

先の話に戻りますが、イギリスにはサマータイムがありますので夏と冬で1時間ずつずれて、XMのMT4と日本時間との時差は、「7時間(冬時間の期間)と6時間(夏時間の期間)」ということになります。

時差比較表 冬時間

上記から一例を挙げると、日本時間4/2 朝6:00 = XMのMT4チャートでは4/2 の0:00となります。

時差比較表 夏時間

XMの取引時間は、FXとそれぞれの商品で異なる。

時差について分かったところで、XMのチャートが動いて取引できる時間帯を確認しておきましょう。

XMではFX以外にも仮想通貨やCFDなど取引可能な商品がさまざまありますが、FXとそれ以外では取引可能時間が異なりますので、ご注意ください。

 

○XMのFX 取引可能時間

XMホームページの説明では「日曜日のGMT(グリニッジ標準時)22時5分から金曜日のGMT21時50分まで」とされています。日本時間では?上記の表に当てはめると、以下のようになります。

夏時間: 日本時間の月曜日6:05~土曜日5:50
冬時間: 日本時間の月曜日 7:05~土曜日6:50

○他の商品の取引時間

例えばCDFだと、以下のように商品によって少しずつ異なります。取引される方は、各自でよく確認して取引に臨んでください。

 

MT4には日本時間を表示させるインジケータがある

XMホームページの取引時間の案内はGMTが基準なので、日本時間を知りたい、トレード中もチャート上に日本時間を表示させたい、という方は多いと思います。

XMとは直接関係ない話なのですが、MT4のチャートに日本時間を表示させるための、無料で利用できるインジケータがあります。詳しい適用方法はここでは割愛しますが、興味がある方は、「MT4 日本時間表示」などのキーワードで検索してみてください。

 

祝日やイベントがある時に頻繁に取引時間が変わる

普段の平日は上記までのとおりなのですが、祝祭日や、相場の大きな変動が予想されるイベントがある際には、都度以下のようなお知らせが届いて取引時間が変わります。保有中のポジションがあるときには特に注意しておきましょう。

こちらは、サマータイムの時間切り替えに関連した取引時間変更のお知らせです。

このほかにも、オーストラリア、香港、ドイツ、などなど、世界各国の祝日やイベントに合わせて取引時間がしょっちゅう変わっています。

こういったことも「海外FX業者ならでは」で、これだけでも「世界を股にかけて取引している」感があって楽しいですよね。

FXだけ取引する方にはあまり影響がない話なのですが、他の商品もよく見る方は日頃からXMのお知らせには注意しておいてください。

XMのサポート時間帯は何時から何時まで?

XMのサポートデスクの営業時間は、「週5日24時間」です。これはEメールと電話に関してでしょう。

Eメールは、日本語で書けば日本人スタッフが返信をくれます。電話は、キプロスへ国際電話することになり、少なくとも日本人スタッフの所在を確認して代わってもらうところまでは英語です。

 

日本語ライブチャットサポートは、日本時間で運営

海外のFX業者へ問い合わせる場合、現地時間が今何時なのかを常に気にして利用しなければならないのかと思われるかもしれませんが、少なくともXMに関しては、心配いりません。

上記のとおり「24時間」となっていますし、日本語ライブチャットサポートは、日本時間で案内されて運営されています。「9:00~21:00【土日、祝日休業】」です。

サマータイム中かどうかや時差を気にする必要はありませんし、最初から最後まで日本語でOKです。

 

チャット内容は、Eメールで送ってもらうことも可能

日本語ライブチャットサポートは私も何度も利用しています。即回答を得られるところが便利で、完璧に理解するまで何度も聞き返して返事をもらえるところも、素晴らしいと思います。

また、電話での会話だと録音していない限り履歴が残りませんが、チャットは履歴を残せる点も素晴らしいです。

ライブチャットが終わってそのまま画面を閉じてしまうと、やりとり内容も消えて二度と見られなくなってしまうのですが、その終了前にスタッフに「この内容をEメールアドレス宛てに送ってください」と伝えるのがポイントです。

自分がタイピングした内容もXMスタッフからの回答もすべてのやり取り内容を、Eメールで送ってもらうことができます。ぜひ覚えて活用してくださいね。

 

それ以外の休業日は、事前にお知らせが届く

クリスマス期間や、年末年始のサポート営業時間は、毎年メールでお知らせが届きます。

日本ではクリスマスは祝日ではありませんが、欧米ではクリスマスから年末にかけてがいわゆる「大型連休」にあたり、仕事が休みになる人が多いです。ただし年明けは2日からすぐ通常営業に戻ります。

XMのチャートも2018年は1月2日から動いていましたよね。

 

大型連休前は、問い合わせしなくてもよい状態にするのがおすすめ

2017年の年末、私はとある用事でXMのサポートに問い合わせたかったのですが、上記のメールを見落としていて、ホームページの営業時間の表示では意味が分かりづらく一人で困っていました。

急いで確認したい内容だったのに、休業の時間帯に問い合わせてしまっては「つながらない」と困っていました。

みなさんは、このようなことにならないようにどうぞ注意してください。

大型連休に入る前には、問い合わせをしなくてもよい状態にしておくのがベストということになると思います。

ポジジョンの整理をする、出入金手続きは極力しないようにするなど、心がけておくと対策になると思います。

XMで最も取引が活発となる時間帯は?

FXは、相場が動くことで利益を得られる取引ですから、平日の取引においてボラティリティが高まる時間帯を把握しておき、その時間帯にトレードに参加すると、勝ちやすくなると言われています。

XMホームページでも、このことについて解説がされています。ぜひ参考にしてみてください。

参考サイト:  https://www.xmtrading.com/jp/trading-hours

「取引のピーク時は、米国とロンドン市場が重なるGMT午後1時からGMT午後4時の間」とのこと。日本時間にすると、以下の時間帯です。

平日仕事が終わって帰宅してからトレードに向かう会社員の方々には、まさにぴったりの時間だったのですね。

夏時間: 日本時間の21:00~0:00

冬時間: 日本時間の22:00~1:00

取引終了時刻間際の値動きに注意!

ボラティリティは、高ければ必ずよいというわけではなく。高すぎるときにはトレード参加は控えた方がよい場合もあります。

例えば1週間の取引の終了である毎週金曜日のクローズ間際にはほぼ毎週、ボラティリティが急に上がり、スプレッドが普段の数倍~数十倍に広がります。

このようなスプレッドでトレードをしてしまっても、無駄な手数料を払うだけですし、値動きも安定しません。

スプレッドの広がりは、土日にチャートが止まっているときに確認できますので、ぜひ一度見てみてください。

まとめ

時差について理解しようとするとややこしくて、理解しづらい印象があると思いますが、実際にトレードを始めると、「日本は今○時だから、現地は・・・」と考えながらエントリーすることはほとんどないと思います。

毎日の取引時間については、日本時間でだけ覚えておけば十分だと思います。

サマータイムによる時間変更については、取引開始/終了時間の変更よりも指標発表時間が1時間ずれることがより重要だと思います。

特に3月後半から4月にかけて、10月後半から11月にかけては間違いやすいのでどうぞご注意ください。

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