XMでスキャルピングをするならどの口座を選ぶべきか?

FXにはさまざまなトレードスタイルがありますが、中でも「スキャルピング」は常に人気の高いトレードスタイルと言えるでしょう。

スキャルピングの語源は、「Scalp 頭皮」から来るものです。「Scalping」の元の意味は「薄く頭皮を剥ぐ」です。その昔北米の先住民インディアンは、戦いに勝った際に敵の頭の皮を剥いで戦利品にしていたそうです。それを「スキャルピング」と呼んでいました。

この頭皮を薄く剥ぐスキャルピングは、薄い利幅を得ていくFXのトレード手法に共通する点がありますね。それで同じ名前で呼ばれるようになったようです。

エントリーして、数分から数秒という短い時間で決済するのが「スキャルピング」です。相場が数pips動いてわずかに利益が出たらすぐに決済。それをひたすら繰り返して利益を少しずつ、しかし確実に確保して積み重ねていくのがスキャルピングです。

中長期トレードとは異なり、必然的に取引回数が多くなりますし、数秒決戦ですからスリッページの発生などもってのほかです。このため取引手数料と約定力の高さがより重要です。

この条件にかなう、スキャルピング向きの取引口座とは?XMの中での最適な口座を考えるとともに、スキャルピングが禁止されているという国内業者の事情についても、合わせて解説します。

スキャルピングはなぜ人気があるのか?

まず、スキャルピングがこれほど人気である理由について、考えてみました。

 

少ない時間で大きな利益を得られる

短時間で動いた数pipsの利幅のみで決済するといっても、大きなロットで取引すれば金額として大きな利益になります。

副業でFXトレードを行う方には特に、そもそもチャートにじっくり向き合う時間が取れません。このため、数秒から数分である程度まとまった利益を得られるスキャルピングは、忙しい方にも手軽に参加できるトレードとして、常に支持されています。

 

近い未来のことは予想がしやすい。だから勝率も高い

1時間先や数日後、数週間後にどうなるかの予想は難しいとしても、数秒から数分という近い未来のことなら相場がどちらに動くのか、比較的誰にでも予想しやすいと考えられます。

このため、FX初心者でも参加しやすいスタイルと言われています。

 

トレードチャンスが多い

どんなスタイルのトレードでも、エントリーポイントを厳選することは重要ですね。

大きな値幅を狙う中長期トレードの場合、1度チャンスを逃すと次にエントリーできるまでにある程度時間がかかってしまいますが、数pipsの値幅のみを狙うスキャルピングの場合は、エントリーチャンスが次から次へと訪れます。

1度や2度チャンスを逃したからといって焦る必要もありません。

 

ポジション保有中のストレスが少なくて済む

ポジション保有中は、特に損が拡大してしまったまま損切りできないでいると、精神的に多大なストレスを負うことになるのがFXトレードです。

しかし数秒で取引を完結させることがルールのスキャルピングの場合、そもそも保有時間がほとんどないに等しいため、ポジションを保有する間のストレスがなくて済みます。

ただし、ご自分のトレードルールが確立していない方、自分で決めたルールを守れない、トレードのメンタルが発展途上の方には、負けやすくなることで逆にストレスが大きくかかる可能性もあるため、注意は必要です。

 

資金効率がよい

ポジション保有中はその分の必要証拠金を動かせず、新たなポジションを持てないことになりがちですが、スキャルピングは短時間で決済するため、証拠金もすぐ手元に戻ります。長期間資金を動かせないことにはなりません。

国内のFX業者はスキャルピングが禁止の業者もある

本業はサラリーマン、趣味と副業でFXをやっているというトレーダーの割合が多い日本では、忙しい時間の合間にトレードしたい人は多いです。

また、主婦業や育児の合間にトレードする方も増えています。短時間で稼げるスキャルピングは、彼らにとって理想的なトレードスタイルでもあります。

しかし日本国内のFX業者では、スキャルピングをするトレーダーを歓迎してはいません。公にはされていませんが、スキャルピングで儲けすぎると「いきなり」取引禁止にされたり口座凍結されたり、というケースも実際に複数起こっています。

 

その理由は、国内のFX業者がDD方式だから

その理由は、日本国内業者の儲けの仕組みと、業者が顧客に提供している取引環境にあります。

根底として日本国内業者の儲けの仕組みは、「顧客の損失によって」得られています。逆に言うと、顧客が儲ければ儲けるほど業者は損失になります。このため、儲けた顧客には理不尽な理由をつけて「取引禁止」として、事実上排除してしまうこともあり得るのです。

なぜこうなってしまうかというと、日本国内業者の取引環境が「DD (Dealing Desk)方式」だからです。「相対取引」とも言われます。

私がFXの勉強を始めたばかりのときに、とある国内業者のFXセミナーに参加する機会がありました。その際、「相対取引とは、あなたとあなたが注文を出した業者との取引である」と説明を受けました。

当時はそれがよいことなのかどうか分かっていませんでした。注文は取引所に出てはいない、業者の好き放題に処理されるという意味であることにも、気づいていませんでした。

 

DD方式とは何か?

DD方式は、顧客の注文を実際にインターバンクに流すかどうかは業者の判断次第となっている取引環境です。注文は、インターバンクに必ず流さなければならないという決まりはありません。顧客が利用しているトレードシステムは、各業者で独自開発されています。

このため業者内で処理を完結させて、顧客が負けた金額はその分がまるごと業者の儲けにすることも可能です。そして顧客が勝てば、業者から顧客に勝った金額を支払わなければなりません。

損を確定させるときのだけに発生する不利なスリッページや、利確の際の約定拒否など、負けやすいシステムを作り、提供している理由は、自社の儲けを増やしたいためです。

なお、勝った分の金額を顧客に支払う義務がある国内業者では、顧客からの注文の一部のみをカバー先に注文して、リスクをヘッジしています。一定の割合はFX業者によって異なるのですが、平均値は40%程度と言われています。

注文をカバー先とインターバンクで処理することにすると、仲介する国内業者は手数料以外損も得もしませんが、勝ち注文まですべて呑んでいると業者としての儲けが減ることになるため、一部はインターバンク市場に流してリスクを減らしているのです。

顧客が、勝率の高いスキャルピングで大儲けしてしまったら、国内FX業者は大損をしてしまいます。また秒単位で取引をするスキャルピングの場合、業者がインターバンク市場に流すこのカバー取引の処理が間に合いません。

スキャルピング取引が増えると、本来負担したくない「勝たれる注文」を業者が負うことになってしまい、損をするリスクが大きくなってしまうのです。だから嫌がられるのですね。

一部の国内FX業者では、「過度の回転売買」「短時間での注文を繰り返し行う行為」などという分かりづらい表現を使って規約に明記しています。

これはいずれも、スキャルピングやEAを使った取引のことです。顧客保護の理由ではなく、業者が自らのリスクを増やしたくない理由であることは明確ですね。

XMはNDD方式なので、スキャルピングを禁止していない

それでは海外業者であるXMではどうかというと、別の記事でも何度かご紹介しているように「NDD (Non Dealing Desk)方式」です。業者内で顧客の注文を処理する仕組みはなく、すべてカバー先やインターバンク市場に流されて処理されています。

このため、スキャルピングだろうが大口取引だろうが、注文の仲介業者であるだけのXMには不利益は起こりません。スキャルピングは短時間でたくさん注文を繰り返す取引ですから、注文が増えれば取引手数料が増えてXMにとって利益になるだけです。

当然、スキャルピング取引もOKです。それはXMホームページの「よくあるご質問」にも明記されています。

 

NDD方式とは何か?

XMなどの海外FXで採用されている「NDD (Non Dealing Desk)方式」は、業者のディーリング担当者が間に入らないため、業者による不正操作の恐れもなく、透明性が高い公平な取引方式であると評価されます。

NDD方式に関しては、別の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。

参考: http://kaigaifx.jp/xm_zero/

XMはレバレッジ888倍まで掛けられる

スキャルピングするなら、海外FX業者が向いています。というのは、小さな利幅を狙うことが目的の取引であるためです。小さな利幅を大きな利益にしていくためには、大きなロットで取引できる必要がありますよね。

日本国内業者では25倍のレバレッジが最大ですから、数百万円単位の相当高額の資金を用意できる人以外は、1回の取引で数pips取ったところで利益らしい利益を積み上げていくことはできません。

 

スキャルピングと相性がよい「ハイレバレッジ」

しかしXMでなら、888倍という高いレバレッジを利用できますから、投資資金が少ない方でもスキャルピングで大きく増やしていくことができます。

特にトレンドが発生している相場では、ハイレバレッジを利用したスキャルピング取引をすれば、それこそ短時間で一気に資金を増やすことができるチャンスです。

国内業者のようにレバレッジが低ければ、資金が少なければ保有できるロット数に限りがあることになりますから、チャンスを十分生かせないことになってしまいます。

 

万が一の急落・急騰相場でもゼロカッシステムがあるから安心

XMがスキャルピングに向く別の理由は、「ゼロカットシステム」という究極のセーフティネットがあることです。

ゼロカットシステムは日本国内業者にはないサービスで、「取引口座に入金した金額を超える損失は発生しない」ことが約束されているものです。

「そんなこと、約束されていて当たり前」と思っていた方がいるとしたら、国内業者ではそんな約束をしている業者は1社もありませんので、慌てて調べてみてくださいね。

為替相場は、世界のニュースの影響でふいに急落したり急騰したりすることが必ずあります。これまでも数年に1度ずつ、歴史的と言える大変動が起こっています。いつどの通貨でこのようなことが起こるかは、どんなに経験豊富な方でも、事前の予測はなかなか難しいものです。

そのような大変動が起こった時、保有中のポジションがあると大きな影響を受けます。大きく利益が出ればラッキーで、そういう方も実際いるのですが、怖いのは反対に動いて、しかも動きが急すぎて強制ロスカットが正常に発動されなかったときです。

ゼロカットシステムがない国内業者では、取引口座に残高がなくてもポジションの損の金額分の追加支払いを求められます。インターバンクに流していない注文のくせに、理不尽ですよね。

とにかく、大きなロットで取引することになるスキャルピングは特に、相場の大変動が起こって損失になるときには、尋常でない金額のマイナスになる危険性があります。

必ず、ゼロカットシステムがある業者だけで取引をすることを、強くお勧めします。

なお、高いレバレッジだから損失が膨大になるのではなく、大きなロットで取引するから膨大になるのです。

888倍の業者でも25倍の業者でも、同じロット数での損失は同じ金額です。高いレバレッジが悪いわけではありません。高いレバレッジだと大きなロットを持てるだけです。

スキャルピングにおすすめの口座はECN方式のXM Zero口座

XMの取引口座は複数のタイプがありますが、スキャルピングにお勧めであると言えるのは「XM Zero口座」です。その理由を挙げてみますね。

 

スプレッドが最小0pipsのXM Zero口座

XM Zero口座は、スプレッドがゼロのことが多いのが最大の特徴です。

「スプレッド=取引手数料の一部」であるため、回数を多く取引するスキャルピングではできるだけ手数料がかからない口座であるほうが得ですよね。

実際のトレーダーからの注文同士を直接マッチングさせることになる、NDDのECN方式のXM Zero口座の取引では、雇用統計の発表時といった一般的にはスプレッドが拡大すると言われる時間帯でも、USD/JPYで2.0pips程度の狭いスプレッドで取引できています。この約定力の高さも大きな魅力です。

 

手数料はかかるが、トータルコストではスタンダード口座よりもお得

XM Zero口座は、スプレッドが限りなくゼロに近い代わりに「手数料」が別途かかります。この手数料が高くつくのではないかと心配する方は多いのですが、実際に綿密に計算して比較してみたところ、ほとんどの通貨ペアでXMのスタンダード口座よりお得であることが分かっています。

また、国内業者との取引手数料比較に至っては、「平均スプレッド」の公示は国内業者が低い値になっているとしても、実際にそのスプレッドで取引できているかどうかの点、また約定拒否や不当なスリッページ発生が頻発する観点などから、比較には値しないほどの差があります。

 

手数料は経費扱いにできる

XM Zero口座の取引手数料は、ターミナル画面に金額が表示されて取引履歴の一部として出力が可能であるため、確定申告の際には手数料の金額を「必要経費」として計上し、所得金額から控除することが可能です。

スキャルピングの取引手数料は、デイトレードやスイングトレードと比べると、取引回数が多い分高くなりますから、利益分から控除できるとうれしいことになるのではないでしょうか。

同じ手数料がかかるのでも、金額の明細が出ない「スプレッド」ではこうはいきません。

 

ECN方式とは?

ECN方式は、2種類に分けられるNDD方式のうち最も透明性の高い公平な取引環境です。

こちらも別の記事で説明しているのでここでは概要だけにさせていただきますが、ECN方式は「Electronic Communication Network」の略で、投資家からの注文同士が、コンピュータによって最良のマッチング処理をされる方式で、最も狭いスプレッドで取引が可能です。

参考: http://kaigaifx.jp/xm_zero/

 

レバレッジ500倍と800倍の違いの影響は?

XM Zero口座の最大レバレッジは500倍です。スタンダード口座の888倍より少々低いですが十分高いので、少ない資金で大きなロットを持てる点は変わりません。別の記事でご紹介した必要証拠金の比較表をここでもご紹介しておきましょう。

なお、必要証拠金については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

参考: http://kaigaifx.jp/xm_syoukokin/

 

ボーナスが利用できない点は注意が必要

少ない資金でも大きなロット数のポジションで取引できることがメリットのXMで、高いレバレッジと並んで武器となる「入金ボーナス」ですが、XM Zero口座は残念ながら対象外です。

スタンダード口座なら、5万円入金すれば100%のボーナスがついて、取引資金は「10万円」になるため、その分多くのポジション持って取引できるのですが、XM Zero口座では入金した5万円の範囲内でのみ、安全な証拠金維持率でのロット数を持って取引することになります。

スタンダード口座でのスキャルピングも悪くない

ここまでお勧めとしてXM Zero口座について書いてきましたが、スタンダード口座でスキャルピングするのも実はなかなか、悪くはありません。

 

スタンダード口座はECN方式ではないが、NDD方式なので約定力に問題はない

スタンダード口座はECNではなくSTP方式と呼ばれる取引環境ですが、同じNDD方式です。

顧客から受けた注文はXMがいったん受けますが即座にカバー先に流されるため不正の余地はありません。また、「取引手数料」の名目ではなく変動スプレッドが手数料になります。

XM Zero口座の「ゼロ」と比べたら広めになってはいますが、スプレッドの価格範囲を加味した注文同士のマッチングが行われるため、マッチング率はより高いことになり、約定力はECNより高いとさえ言われるほどです。

何と言ってもボーナスを活用できるのが最大のメリット

そしてスタンダード口座の場合、「入金ボーナス」を最大限に活用できることもメリットです。USD/JPYやEUR/USDなど、もともとスプレッドが狭い設定になっている通貨ペアの場合は、ボーナスの証拠金も活用できることで、スタンダード口座で取引を行う方が有利になるケースもあります。

 

XM Zero口座とスタンダード口座、保有できるロット数と利益の違いを比べてみた

例えば10万円を入金するとして、XM Zero口座とスタンダード口座で保有できるロット数と利益の違いについて比較してみましょう。

利用するレバレッジは、低い方に合わせてどちらも「500倍」として、取引する通貨ペアはUSD/JPYで、1USD=100円とします。

・XM Zero口座:入金10万円+入金ボーナス0万円=証拠金10万円
 保有可能ロット: 50万通貨 (=証拠金10万円×レバレッジ500倍÷レート100円)
 1pips動いたときの利益: 5,000円

・スタンダード口座:10万円+入金ボーナス10万円=証拠金20万円
 保有可能ロット: 100万通貨 (=証拠金20万円×レバレッジ500倍÷レート100円)
 1pips動いたときの利益: 10,000円

結果はご覧のとおりです。入金ボーナスによって資金が倍になれば、利益も倍になるなんて大きすぎる違いです。

さらにスタンダード口座ではレバレッジ500倍ではなく888倍にすると、単純計算で177万6000通貨持てることになり、利益金額もこれに追随します。

スキャルピングのお勧め口座を解説サイトでは、取引手数料を低くすることだけにフォーカスされていることが多いですが、常に視野を広げる努力をしないと大切なことを見落としてしまいますね。

まとめ

いかがでしたか?まずはXMでスキャルピングを行って大儲けをしても、国内業者のように取引停止にされる心配は一切ありません。

また、万一の相場急変にもゼロカットシステムがありますから、口座残高を低めに保つように管理してさえいれば極端に大損したりふいに借金を背負ったりするようなことにもなりません。

なによりも、高いレバレッジで資金リスクを抑えながら取引できることがXMを利用してスキャルピングを行う最大のメリットです。

この記事を参考にして、スキャルピングで大きく資金を増やす人が増えることになれば幸いです。

 

コメント

記事に戻る

コメントを残す