FX取引について正しく学んで行くにあたり、たいへん重要なプロセスが「デモ環境でのトレード」です。この環境がしっかりと提供されているかどうかも、FX業者選びには大切なポイントと言えます。
何かと評判がよい海外FX業者であるXMの画期的な利用者視点のサービスは、デモ口座に関しても言えます。
国内業者からもデモ環境は提供されてはいますが、XMのデモ口座と比較してみてください。「できないのが当たり前だと思っていたのに、ここまでできる業者が存在している」ことに、きっと驚かれると思いますよ。
■目次
XMのデモ口座の特徴
XMのデモ口座は、開設手続きが簡単ですぐに利用できます。どのような特徴があるのか見ていってみましょう。
有効期限がないので、納得の行くまで試せる
国内FX業者でも取引ツールのデモシステムはありますが、利用期間はたいてい1ヵ月や3ヵ月といった制限があります。システムの操作方法、チャート画面のカスタマイズ方法をやっと覚えられたかどうか、ぐらいで期限は切れます。トレード技術を学べるまでには至りません。
国内業者にとっては「利用者がトレードで勝てるようになったか」どうかはどうでもよく、早くリアル口座を開設してほしいだけだからこうなのです。
これで当たり前だと思って、期限が切れればすぐにリアル口座を開設する日本の初心者トレーダーたち…。ぜひXMのデモ口座を試してみていただきたいものです。
XMのデモ口座は、世界で最も利用されている取引プラットフォーム「MT4」で、利用期間の制限はないため、納得が行くまでさまざまな検証に、そしてトレード技術の向上に活用することができます。
スタンダード口座とXM Zero口座のデモ口座開設が可能
XMのリアル口座は、「マイクロ口座」「スタンダード口座」「XM Zero口座」の3種類がありますが、XMのデモ口座はこのうち、「スタンダード口座」と「XM Zero口座」を利用できます。
もちろん、両方使ってみたいなら両方のデモ口座を開設すればOK。取引スプレッドがどのぐらい違うのか、取引手数料のかかり具合なども検証できることになります。
面倒な書類提出なしでデモ口座の開設が5つまで可能
リアル口座を開設するときには、個人情報を入力して本人確認書類の提出も必要ですが、デモ口座開設にそういったことは一切必要ありません。
名前も電話番号も必ずしも正確に入力する必要はありません。ログインIDの情報を受け取るためのEメールアドレスさえ正確に入力すれば、すぐにデモトレードを始められます。
デモ口座は、合計で5つまで同時に開設することができます。といっても先のとおり、口座開設に必要なのは実質メールアドレスだけですから、メールアドレスを複数持っていれば、際限なくデモ口座を使い続けることもできます。
デモ口座の口座残高は選択が可能
XMのデモ口座開設時には、口座残高を選ぶことができます。口座の基本通貨を「JPY」にしたときには、1,000円から5000万円までです。
1万円、5万円、10万円といった、いかにも「初めてだから、これぐらい入金してみようかな」と考えそうな金額もしっかり選べるところは、さすがXM、ちゃんと考えてくれているなぁと感じます。それは以下の理由からです。
口座残高が選べることは、最大限効果的な検証をするために重要
口座残高を選べるということは、「これぐらい入金して始めたとしたら、結果はこうなる」ことが、事前にしっかりと検証できることになりますよね。
予定している口座資金は、取引するロット数やトレードスタイルに合うのかどうか、デモ環境で検証ができるのです。特に少額入金を予定している方には、とても大切な検証です。
国内業者のように一律で潤沢な口座残高を与えられて、リアルでは到底できないような大口取引ばかりを試したところで、トレード技術の向上には一切結びつきません。
「うわぁ、こんなに儲かっちゃうんだ。簡単簡単」と勘違いしてすぐにリアル口座でトレードを始めて、あっという間に大切な資金をスッてしまうことになるのがオチです。
もちろん残高5000万円で、ハイレバレッジと大口取引を体験するのも悪くはないのですが、ぜひ身の丈にあった口座残高でのトレードも試すことを強くおすすめします。
証拠金維持率や必要証拠金について、また「このぐらい入金すれば、このぐらいのロット数で安全に取引できる」といったことを、短期間で体で覚えることができます。
デモ口座で設定したチャート画面をそのまま使ってリアルトレードに移行可能
国内FX業者のデモシステムは「デモ取引専用」で、リアル口座を開設したらまた新たに「リアルトレード専用」のシステムをダウンロード→インストールとしなければならないことが多いのではないでしょうか。
苦労していろいろ設定変更して、きれいにラインを引いたチャート画面も、リアルトレードに移行するときには、また一から設定し直しです。しかも前の設定を見ながら同じ設定をするようなこともできない。これ、「不便だけれど当たり前」だと思っていませんか?
XMの取引プラットフォーム「MT4」「MT5」は、一度インストールしたあとは、デモ口座でもリアル口座でも共通で使用できます。
リアル口座を開設したあとは、ログイン先が異なって接続先のサーバーが異なるだけなので、デモの検証で設定したチャート画面のラインやインジケータなど、すべてそのままリアルトレードで引き続き使うことができます。これは手間と労力の大幅な削減になりますよね。
リアル口座と同じで完全日本語対応
チャート画面は、リアル口座で取引するときと同様、日本語で表示されます。
パソコン環境によってはインストール直後に英語で表示されてしまうことも稀にあるようですが、MT4の言語の設定(メニュー「表示」→「言語」)で「日本語」を選べば解決します。
何か質問があるときのXMのサポート窓口への問い合わせも、デモ/リアルで特に意識する必要はありません。
XMホームページの「日本語ライブチャット」から、または日本語でEメールで問い合わせれば、分け隔てなく日本人スタッフが応対してくれます。
何のためにXMのデモ口座を開設するのか?
ここで、XMのデモ口座はなんのためにあるのか、どんなことに有効なのか考えてみたいと思います。
取引ツール(MT4、MT5)の使い方を学べる
「勝てるトレーダー」になっていくためには、取引ツールの機能を知りつくし、縦横無尽に操れることになることが重要です。
国内業者の取引ツールは、やっと使い慣れた頃に「新システム提供開始!」となり、せっかく覚えた操作の知識が無駄になってしまうことも多々ありますが、MTシリーズに関しては。そのような心配はまずいりません。
MT4やMT5は、世界中のトレーダーに長年愛され続けている取引プラットフォームで、使い方を解説しているサイトもたくさんあり、個人が作成したインジケーターを無償配布しているようなところもたくさんあります。
それらも参考にしながら、チャート画面をカスタマイズし、さまざまな注文のしかたをしっかりと学ぶ期間を設けましょう。そのためにデモ口座があるのです。
取引ロット数に慣れる
自分の取引スタイルを確立するのにも、かなり時間がかかるものです。
「〇ロットでエントリーした場合に1pips動いたら何円の利益/損失になるのか」ということは、いちいち計算しなくても瞬時に分かるほどになってからリアルトレードを始めたほうがよいです。
また、平均してどのぐらいのロット数で取引すれば、保有ポジションが大幅に反対方向に動いた際にも苦痛を感じずに耐えられるか、といったメンタル面の検証も大切です。
これまで国内FX業者だけで取引してきた方は、国内業者の「枚数」とは単位が異なることになるため、それに慣れるための期間も必要だと思います。
国内業者の「1枚(1ロット)」は、XMのスタンダード口座/XM Zero口座でいうと「0.1ロット」に該当します。安易に「1ロット」で注文を入れると、国内業者の10倍になりますので注意が必要です。
ハイレバレッジの感覚に慣れる
これまで国内業者の25倍のレバレッジで取引してきた方は、突然「888倍」といわれてもピンと来ないでしょう。
レバレッジが変わると、口座残高に残すべき必要証拠金や証拠金維持率が変わってきますので、ご自身のロスカット率の認識も変わることになります。
例えば「レバレッジ500倍は何pipsの損失まで耐えられるか?」など、慣れるまではデモ口座を取引して、感覚をつかんでいくのがよいでしょう。
「口座を飛ばす」経験もぜひデモ口座で
リアルトレードを始めてからは経験するべきではない経験したくない、強制ロスカットの経験も、デモ口座で体験しておけばリアルトレードにも必ず役に立ちます。ぜひ何度か体験しておきましょう。
最悪の事態まで知ってみる、そして対処方法を身につけておく、そのための練習の「デモ口座」です。
インジケーターやEAの操作を確認できる。
MTシリーズのインジケーターやEAは、世界中に膨大な数存在しており、ほとんどが無料で利用できます。
どのツールが自分のトレードには有効なのか、本当に勝てるツールやEAなのかは、デモ口座や過去チャートのデータなどを使って充分に検証してから、リアルトレードに適用するのが普通です。
こういった検証を、納得いくまで時間をかけてできることも、MTシリーズを取引プラットフォームに採用しているXMが人気である理由のひとつですね。
57種類の通貨ペア、CFD、株価指数、コモディティのレート、値動きを確認できる。
XMのデモ口座は、リアル口座との機能差はほどんどなく、リアル口座で取引できる商品のほどんどが利用可能です。FXの通貨ペアは57種類も対応しています。
そのほか、株価指数、コモディティなどの値動きも同時に並べて値動きを確認することができます。値動きの関連性の検証にも活用できますね。
XMのデモ口座開設方法
デモ口座の取引プラットフォームは「MT4」か「MT5」を選べますが、ここでは「MT4」をメインに解説していきたいと思います。
なお、MT4を先にインストールしてある場合、MT4のメニューに「デモ口座の申請」があり、ここからも申請可能なように見えるのですが、これは使わないことをお勧めします。
ここから先に進んでも、マイページへのログイン画面が表示されるだけです。また他のページへのリンクにも不具合があり、デモ口座申請画面は簡単には出ません。
最初からWebブラウザを起動してXMホームページから申し込む方が、時間の節約になりますのでおすすめです。
XMのデモ口座開設方法を画像付きで解説
手順としては、MT4のインストールが先か、デモ口座開設申請が先か、どちらでもOKです。
なお、MT4のダウンロードとインストール方法については、別の記事(00_XM口座開設)で詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。デモ口座でもリアル口座でも操作手順は全く同じです。
「 XMの公式ホームページ 」から申込をします。
トップページの「デモ口座開設」ボタンをクリックします。
「個人情報」欄を入力しますが、デモ口座の場合、必ずしも正確な情報を入力する必要はありません。ただし「Eメール」だけは、ログインに必要なアカウント情報が届くことになるため、正確に入力してください。
デモ口座の詳細を選択していきます。
○ 取引プラットフォームタイプ
「MT4」か「MT5」の選択です。インストールする(またはしてある)プラットフォームと揃えます。MT4に、MT5用のアカウントではログインできませんのでご注意ください。
○ 口座タイプ
「スタンダード」か「XM Zero」の選択です。
スプレッドの差、取引手数料がかかることなど、ご自分の取引スタイルに向くのはどちらかを見極めるために、時期をずらして両方のタイプのデモ口座で試すのもおすすめです。
○ 口座の基本通貨
「JPY」「USD」「EUR」の選択です。日本国内に住む日本人なら「JPY」でよいでしょう。「外国通貨で口座管理するとどうなるのか?」を試したい方は、JPY以外を選んでももちろんOKです。
○ レバレッジ
ここで決めたレバレッジはそのデモ口座を利用している間ずっと、変更できません。途中で他のレバレッジも試したくなったときには、新たなデモ口座の開設をしましょう。
○ 投資額
デモ口座の希望口座残高を選びます。この残高がなくなるまで利用できます。
次に、MT4にログインするための口座パスワードを設定し、プロモーションの案内を受信する内容の項目のチェックボックスをONにします。
あとは[デモ口座開設]を押せば、申込は完了です。
以下の画面が表示されます。
画面の指示どおり、次はメールボックスに届くEメールを確認して登録プロセスの続きを行います。
メールボックスには、以下のようなメールが届いています。 メール本文中の「こちら」とのリンクをクリックしてください。
以下の画面が表示されます。MT4のIDも通知されています。
同じ内容がメールボックス宛てにも届きます。こちらにはEメールにはログイン先のサーバー情報も載っていますので、こちらの方が重要ですね。
XMでダウンロードしたMT4(他社からダウンロードしたMT4は利用できません)をインストール済みの方は、この情報と先ほど設定したパスワードを使って、すぐにMT4の口座にログインし、トレード開始できます。
MT4をこれからインストールする方は、上記のXM画面かEメールの「XM取引プラットフォームをダウンロードする」をクリックして、インストールしてください。
インストール方法の詳細は、別の記事(https://kaigaifx.jp/xm_kouzakaisetu/)で説明していますので参考にしていただければと思います。
XMデモ口座使用の注意点
デモ口座利用時の注意点をまとめてみます。
デモ口座のリセットはできない
一度開設したデモ口座の残高は、リセットしたり追加入金したりすることができません。中途半端な残高が残った場合も、それは放置して新しいデモ口座を開設します。
最終ログインから120日が経過するとデモ口座にログインできなくなる。
保有中のポジションがなく、最後にログインしてから120日が経過すると、そのデモ口座は凍結扱いになり、ログインしたり取引履歴を見たりすることもできなくなります。
デモ口座開設後はレバレッジの変更はできない。
デモ口座申請時に選択したレバレッジの倍率は、途中で変更はできません。リアル口座では変更できるのですが、デモ口座は異なりますのでご注意ください。
スタンダード口座とゼロ口座は利用できるが、マイクロ口座は使用不可
デモ口座で利用できる口座タイプは「スタンダード」と「XM Zero」のみで、リアル口座にはある「マイクロ」は利用できません。
スタンダードとZeroのチャート画面は異なる
例えばしばらくスタンダード口座でMT4を使っていて「次はXM Zeroを使ってみよう」デモ口座申請してログインしたとき、いつもどおりチャートは動いているのに注文の画面を出せないことがあります。
これは、同じ通貨ペアでもスタンダード口座用とZero口座用のチャートが異なるためです。XM Zero用は、MT4「通貨ペアリスト」の画面で最後に「ZR」がついているものです。
この中から取引したい通貨ペアを「表示」する設定にすることで、XM Zero口座で注文操作ができるチャート画面を表示させることができます。
デモ口座とリアル口座との稼働サーバーは異なる
デモ口座とリアル口座は、別サーバーで稼働しています。限りなく近い値動きになってはいますが、全く同じということはありません。また、通信の安定性や約定力にも差があります。
これはXMに限らずどのFX業者でも同じです。
特に自動売買にありがちなのですが、デモ口座で検証して順調に利益が出たからリアル口座に適用したのに、結果が思わしくないというケース。
これは上記やスプレッドの微妙な違いなどが原因と考えられます。
「デモ口座とリアル口座の値動きは、別物である」認識はしっかりしたうえで利用しましょう。
デモ口座では”本物”の緊張感は味わえないし、有効な検証もできない?
トレードの緊張感はリアルトレードでしか味わえない。
これには私も異論はありません。いくら金額が少なくても、リアルはリアル。いくら金額が大きくても、デモはデモです。
本来なら、デモ口座でもリアル口座と同じ緊張感を持ち、投資日記や検証ノートなどをつけて自分のトレードを反省/分析できることが理想です。
しかし多くの方は、リアルマネートレードしたのでなければ、このような地道な検証作業を継続することはできないと言われています。良い結果が出ないことが長く続くとなおさらです。
例えば、ポジションの含み損が膨らんだときの「損切り」は、デモトレードでも気持ちのよいものではありません。それで「どうせデモだし」と放置してあきらめてしまう。これでは一貫性のあるトレードをしたことにはなりませんよね。
デモトレードは確かに便利で、活用次第で効果も無限大ではありますが、ある程度MT4のチャート操作や注文方法に慣れたら、リアル口座に移行することをお勧めしたいと思います。
ボーナスを利用してリアルトレードに挑戦しよう!
XMでは、デモトレードを卒業してリアル口座を開設した方にもうワンクッション、お試しの機会があります。
初めての口座申し込みでもらえる「3,000円のボーナス」がそれです。この資金で取引を始めれば、環境はリアル口座ですが実質0円でトレードができます。
3000円ボーナスでは、リアルトレード環境のXMの約定力を試すべし。
あまり知られていないようなのですが、3000円の口座開設ボーナスは、運試しのためだけのものでは、決してありません。
この口座開設ボーナスは、リアル口座の取引環境で3000円分、いわばデモトレードができるということですが、「XMのリアルトレード環境の約定力がどれほどのものか」試すためでもあります。
やみくもに1~2回の運試しトレードで失ってしまうのはもったいない気もします。
例えば、自分のお金でトレードするならオススメはできない、指標発表時のボラティリティが高いときにも、3000円残高でマイクロ口座でのエントリーなら、心に余裕を持って見守ることができますよね。
リアルトレードの環境で、高いボラティリティのときの約定結果はデモ口座の環境と比べてどうなるのか。XMの約定力は本当に高いのか。どれほどのスリッページが出るのか。などなども、ぜひ興味があれば試してみてください。
もし思惑方向と反対に動いたとしても、自分の懐は痛みません。
この3000円はあくまでも証拠金として使えるだけ。
そして運よく思惑方向に値が動き利益になったとしたら、その分は出金ができますからラッキーです。
なおボーナス分の3000円はあくまでも「取引に利用できるクレジット」なので、出金はできません。ご注意ください。
まとめ
トレード技術向上の役立てるため、XMのデモ口座を最大限に活用する方法としてこの記事が参考になれば幸いです。
急ぐ必要はありませんが、デモ口座でじっくり検証してある程度自信がついたら、入金ボーナス3000円がもらえるリアル口座を開設して、FXトレーダーへの第一歩をぜひXMから踏み出してみてください。